旅ブログ運営

旅ブログは古くなると情報価値が低下していく

 旅ブログの運営を始めてから1年ちょっとが経過した。4ヶ月ほどブログを更新していない期間があるものの、相変わらずマイペースで続いている。本来ならリアルタイム更新をしていきたいところだが、旅ブログは更新するのに時間がかかる。テキスト限定なら1記事あたり数時間で書き上げることができるが、写真を選び編集していると、いつの間にか数時間が経過していることが何度もあった。

 数ヶ月も前の出来事を、あたかも昨夜の出来事のように記事にする。数ヶ月遅れで更新をしているせいか、旅で得た情報がどんどん古くなってしまうのは旅ブログの最大のデメリットなのかもしれない。

どのくらいで情報が古くなるの?

 はっきりした回答をすることはできない。1年で情報価値が低下してしまう時もあれば、1年経っても変わらない時もある。地域や国によって変化していくスピードは様々だ。私の経験した例だと、3ヶ月後に2度目の再訪問をしたウクライナでは、メトロの料金が値上がりしていた。以前は5フリヴニャだったのが、3ヶ月後には8フリヴニャになっていた。

 1年後に再びウクライナに来てみると、メトロの料金は変わってないものの、アロマカフェのアイスラテが26フリヴニャから36フリヴニャになっていた。タバコの値段も私の吸っていた銘柄は10フリヴニャほど値上がりしていた。円にすると約40円の値上げである。

 ウクライナの首都キエフでは、ホテルやホステルに滞在する時にツーリストタックスが含まれるようになった。私が滞在していた2018年は、ツーリストタックスはかからなかった。ウクライナ人は安いが、外国人は1泊47フリヴニャほど。

円相場も変わる

 2019年の春から夏にかけてヨーロッパに滞在した。4月にギリシャに入国した時は、1ユーロ124〜126円だったが、この記事を更新した日付だと1ユーロ117円になっている。それに比例するようにイギリス・ポンドも下落していった。1ポンド145円だったのが、1ポンド129円まで下がってしまった。

 僅か数ヶ月の滞在で、ユーロもポンドも10円ほど下がってしまった。状況は刻々と変わっていくので、交通費や宿泊費などは記事ではあまり触れないようにしている。そして一度上がってしまった料金は、残念ながら下がることは滅多にない。値上がりはどの国でもよくあることなので、あくまで目安程度の値段でしか伝えることができない。

 たまに日本の旅ブログを参考にさせてもらう時があるが、ブログ運営者が滞在していときと私の滞在した時期ではバスの運賃が変わっていたなんて話はよくある。場合によってはバスの運行やバス乗り場さえも変わってしまう時もあった。最悪の場合、工事などによって路線が運休していたりと、旅は臨機応変にやっていかないとうんざりしてしまう時が多々ある。旅ブログはあくまで目安や参考程度にしていただけると幸いである。

旅ブログを参考にして失敗した

 普段、旅の情報など海外事情を調べるときは、なるべく英語で情報収取するようにしている。英語と日本語では情報量が格段に違うので、英語の方がより良い情報を得ることができる。特に日本人が行かない地域の情報は、そもそも日本語で情報が無かったり、あっても10年以上も前の記事だったりすることが度々あった。

 しかし、入国に関しては常に日本人の記事を参考にさせてもらっている。日本のパスポートを所有しているので、日本人なら例外を除き同じ条件だからだ。日本のパスポートは信用度が非常に高く、私が行った国々ではパスポートを見せただけで質問されることなく入国できる場合が多い。

 そんな信用度が高い日本のパスポートを所有していても、入国審査が厳しい国がイギリスのようだ。イギリスの入国について調べていると、入国審査にまつわる様々な体験談が語られている。私のパスポートには50個ほどの入国出国スタンプが押されており、ネパールの観光ビザやインドの観光ビザまでもが張ってある。

 最初はパスポートにスタンプやビザが溜まっていくのが嬉しかったが、最近はパスポートを白紙に戻したいと思っている。パスポートに押されているスタンプの数が多いいと、「あんたいったい何をしている人だ?それも1カ国1カ国の滞在が長い」と言われ、別室で色々と質問される確率が高くなる。(特に英語圏の国々)

 私は1度だけカナダのバンクーバーで別室送りにされ、あれこれ質問攻めにあったので、(待ち時間入れると2時間ほど)それだけは避けたかった。場合によっては入国拒否をされることもあるようだが、幸い私の周りで入国拒否された人は誰もいない。

 イギリス入国では、おそらく様々な質問をされるだろうと考えていた。私の滞在予定日数は18日間で、観光にしては少しばかり長い滞在である。恐る恐る入国審査のカウンターに向かっていると、入国審査の職員が国籍によって場所を振り分けていた。私は職員にパスポートを見せると、「ジャパンはあっちだよ」と指をさして別の場所に行くように指示された。職員の指の先にはゲートがあるものの、そこには入国審査の姿は見えない。パスポートをスキャンするタイプのゲートで、私の入国審査はコンピューターが行うようだ。パスポートを機械にかざすと、今まで抱えていた不安を一瞬で吹き飛ばすようにゲートは勢いよく開いた。

 イギリスの入国審査のために、イギリスからの出国チケット、滞在先のホステル情報、行きもしない観光名所を試験のように丸暗記して準備万端で来たというのに、全て必要がなかったことに失笑してしまった。

 イギリスの入国審査は厳しいと言われているが、ロンドン・ルートン空港ではパスポートをスキャンするだけで入国することができた。日本以外の国籍では、スイス、韓国、シェンゲン協定の国々、他にも何カ国か国旗があったが覚えていない。おそらくアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど英語圏も含まれているはずだ。

 無事に入国できたなら何も失敗していないと思うだろうが、イギリスには18日間とはいわずに、1ヶ月くらい滞在してスコットランドの方にも足を伸ばしたかった。様々なブログを読んでいると、観光目的で1ヶ月は入国審査の時に印象が悪くて質問攻めに合うと書かれていた。確かに観光目的で1ヶ月の滞在は普通ならば長いと感じる。しかし、パスポートをスキャンするゲートだったので、出国のチケットは必要なかったのが悔やまれる。

おわりに

 旅ブログは古くなると情報価値が低下していくが、旅の記録として残す価値は十分にある。旅ブログはあくまで参考程度に、そして旅するときは最新情報をチェックすると失敗する確率がグッと低くなる。

 

         

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