南アジア

アンナプルナ・トレッキング1日目 ポカラからティケドゥンガへ 【ネパール一人旅】

 アンナプルナ・トレッキングの初日からトラブルが発生した。前日にガイドとコミュニケーションが上手く取れてなかったようで、朝食を食べてから出発するのを知らなかった。ガイドの話では、「7時半にホテル出発する」しか言ってない。朝食はアンナプルナ・トレッキングに入り口、ナイヤプルで食べると思い込んでいた。

 結局、朝食を食べたのは7時半で、本来ならホテルを出発している時刻である。ガイドいわく、「30分くらい遅れても問題ないから、ゆっくり食べていいよ」と言ったものの、これから身体を動かすというのに慌てるようにして朝食を平らげた。

 ホテルのオーナーにタクシーを呼んでもらい、ナイヤプルに向かうバス乗り場に向かうことになった。今日の予定は、ティケドゥンガというナイヤプルから6時間ほど行った村まで向かう。ガイドの話では、初日は歩く時間は長いものの、階段を登ったりすることは少ないから、楽な道のりだという。

 ポカラからナイヤプルまでは、バスで1時間45分くらいで到着した。バスを降りると、トレッキングをする人たちでごった返していた。10月のネパールは雨季が終わり、トレッキング日和。世界各国から人が集まってくると言ったら大げさになるが、アウトドアウエアに身を包んだ多種多彩な人種が集っている。 そんな人々を足早に抜き去り進んでいく。せっかく自然の多い場所に来たので、なるべく人と距離をとって歩きたい。視界から人の数が減っていくと、ようやく歩く速度を落とし自分たちのペースで進み始めた。

 ガイドの言った通り、緩やかな登りが続いていく。トレッキングをしているというよりも、田舎道を散歩をしているような気分。特に目を見張るような美しい景色が見れるわけではないが、時折足を止めて無心で目の前に広がる風景を眺める。

 ナイヤプルから3時間くらい歩いただろうか。まだまだ歩いて行けそうだが、昼食をとることになった。店のメニューを眺めていると、カトマンズやポカラに比べると全体的に高い。私の注文したモモの値段は500ルピーだった。カトマンズだったら、80ルピーで同じ物を食べることができる。1ルピー1円。

 モモと一緒にコーラも注文したが、飲み物も同様に200ルピーと高かった。ちなみにカトマンズで500ミリリットルのペットボトル・コーラを購入する場合、お店によって10〜20ルピーの違いはあるものの、最安70ルピーで購入できる。店によっては75ルピーだったり、タメルにある一番高かった店でも100ルピーである。

 昼食をとった後に、15分くらい休憩すると再び歩き始めた。山の上に上がっていくたびに雲行きが怪しくなってくる。雨の心配はいらなそうだが、天気予報では夕方から雨からマークになっている。小さな村の中に伸びる歩道。両脇にはロッジが並んでいるが、宿泊している人の気配がない。

 ガイドいわく、「ティケドゥンガまで1時間くらい」と言うことで、休憩することなく村を後にした。

 この長い階段を登ったら、目的地「ティケ・ドゥンガ」に到着。ガイドの言った通り、歩いてる時間は長かったものの、トレッキング初日にふさわしいなだらかなアップダウンが続いた。これなら翌日も楽勝だ!と言いたいところだが、翌日はハードな1日になるという。

 ティケドゥンガ(標高1520メートル)からゴレパニ(2860メートル)まで約7時間くらい。約1300メートルも登っていくことになる。ガイドの話では、写真のような階段がずっと続いていくようだ。

 15時前にティケドゥンガの山小屋にたどり着いた。特にすることもなく、周りにも何もないので部屋の中でのんびりと過ごした。山小屋の周辺を歩いてみたものの、10分ほど歩いたところで山小屋に引き返した。見晴らしが良い場所があるわけでもなく、お見上げ屋などの店があるわけでもない。山小屋が数件あるだけで、他は民家が何軒かあるだけの小さな村だ。

 夕方になると、次々と登山客が山小屋にやってくる。私たちが到着した時は、数グループしか滞在していなかったが、いつしか山小屋は満室状態になってしまった。混み合う前に夕食を済ませることにした。チキンダルバード。値段は600ルピーくらいだったと思う。おかわり自由だが、これだけでも十分なほどボリューム満点だ。

 アンナプルナ・トレッキング1日目。思ったよりも楽な道のりだったが、それはナイヤプルからティケドゥンガまでの話である。翌日の目的地、ゴレパニまでは長い長い階段を登り、初日とは比較できないほど辛い1日になる。

 

アンナプルナ・トレッキング2日目 ティケドゥンガからゴレパニへ 【ネパール一人旅】

 

 

 

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