南アジア

アンナプルナ・トレッキング2日目 ティケドゥンガからゴレパニへ 【ネパール一人旅】

 アンナプルナ・トレッキングでもっとも辛い1日が始まる。ティケドゥンガ(標高1520メートル)からゴレパニ(2860メートル)まで、おおよそ1300メートルも高度をあげることになる。 8時に朝食を終えると、ゴレパニへ向けて山小屋を後にした。ティケドゥンガを出るとすぐに吊り橋が現れる。そして橋を渡って10分も歩くと、長い長い階段を上がって行くことになる。 始めの30分くらいは調子よく登って行くことができたが、次第に足が重くなっていることに気づいた。1時間も階段を登っていると、さすがに足がガクガクで踏ん張ることが難しくなっていった。少し登っては休憩。少し登っては休憩の連続。しかし、ゴレパニまでの道のりは長いので、休憩ばかりしてはいられない。

 もう足がダメだ。。。と思った時、羊の群が下って来ているのが目に止まった。これだけ大勢の群が一気に階段を下って来ているので、先に進むことができない。羊たちが通り過ぎるまで、しばし休憩をすることになった。

 長い長い階段を登り切ると、ようやく平坦な道になった。一応、緩やかな坂道になっているものの、階段を登っていくことに比べたら楽である。こんな道を歩いて行くと、再び階段が始まる。さすがに1300メートル近くも標高が上がるので、その道のりは長くて険しい。

 もう少し写真や動画を撮りながら進みたいものの、カメラをバックから取り出すのが億劫になってくる。それほどティケドゥンガからゴレパニまでの道のりは、体力が削られてしまう。

 昼食はタダパニという場所でスパゲティーを食べた。山登りをしているときは、体力を使うせいか何を食べても美味しく感じることが多い。しかし、私の注文したスパゲティーは、上手くもなく、どちらかと言えばまずい部類に入る。値段は600ルピー。そしてコーラは250ルピー。

 Nangethaniまで来ると、標高も高くなってきたので気温がぐっと下がる。歩いているときは涼しいが、休憩をしていると冷えた汗で身体がガタガタと身震いしてくる。タダパニを発つ前に水を購入してもらった。私がお店で買うと、1リットルのペットボトルに入った水は200ルピーする。しかし、ネパール人が購入すると半額の100ルピーで入手することができる。だから、ちょっとした買い物をするときでも、毎回ガイドに購入してもらう。ネパール人と私が買うのでは値段が違うからだ。

 前日と同様に、午後になると雲行きが怪しくなってきた。ガイドいわく、「ゴレパニまでは1時間くらい」というので、早歩きでゴレパニに向かうことになった。途中で拾った木の枝を杖代わりにして、早歩で山道を登っていく。すると「ようこそゴレパニへ」という入り口が現れた。

 ティケドゥンガを8時に出発して、ゴレパニに到着したのは14時20分。今日も予定時間よりも早く目的地に到着したが、早く着いてもやることがない。フラフラと村の中を歩き回ってみるものの、すぐに見終わってしまう。

 暖かなコーヒーを飲みながら、山小屋の前にある歩道を通る馬や羊を眺める。明日の予定を話し合ったり、シャワーを浴びたり、洗濯をしたりしてのんびりと過ごす。 翌日は、日の出を見にプーンヒルという場所まで行こうとガイドに誘われた。プーンヒルから日の出を見るのは、アンナプルナ・トレッキングのハイライトである。しかし、4時半頃に山小屋を出発すると言ったので、私はなんのためらいもなく断ることにした。朝早すぎるのと、寒さに耐えられそうもないからだ。それに自然が相手なので、絶対に日の出を見れる保証はない。

 プーンヒルまで行かなくても、ゴレパニからでも山々を眺めることができる。わざわざ早起きしてまで見にいく必要がないし、日の出を見にいくならゆっくりと寝ていたい。トレッキングをする体力はあるが、余計なアクテビティに使う体力まではない。なによりも、翌日は山下りが続いていく。ゴレパニからガンドルンまで約14キロほど歩くことになる。体力を温存するために、たっぷりと寝たい。

アンナプルナ・トレッキング3日目 ゴレパニからガンドルンへ 【ネパール一人旅】

 

 

 

 

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