南アジア

アンナプルナ・トレッキング4日目 ガンドルンで休息

 アンナプルナ・トレッキングに来て4日目。カトマンズからポカラへの移動日を含めると5日目である。トレッキングに来てから、毎日7時前に起きて準備を始める。4日間歩きっぱなしの日々を過ごしていた。個人ツアーとはいえ、予定が詰まっており、移動ばかりでのんびり過ごす時間はなかった。ツアーだから仕方ないが、毎日のように歩いてばかりだと不満が募ってくる。

 そんな理由もあって、4日目にして休日をとることにした。しかし、休みの日とはいえ、朝7時前に目が覚めてしまう。 部屋に戻り1時間くらい何もせずに過ごした。朝食を取りにロッジに向かうと、早くも雲が出て始めていた。その後、30分もしないうちに、山は雲の中に隠れてしまった。

 朝食を終えた後は、コテージをチェックアウトすることになった。1日延長できるのか確認してみたが、今日は満室で空きがないと言われてしまう。コテージのオーナーは知り合いの宿に電話をかけてくれたが、他の宿も満室のようだ。ガイドが1件1件宿を周り、部屋を探しに向かった。私はすることがなかったので、椅子に座ってぼんやりと景色を眺めながら珈琲を啜っていた。

 ガイドが戻ってくると、私たちの滞在している裏の宿に空き部屋を見つけたようだ。コテージのオーナーに挨拶をすると、宿を移ることになった。 午後になると、ガイドと共にガンドルンを散歩することになった。下の方に降りていくと、駐車場になっている。ナイヤプルから車で来ることもできるようだ。ほとんどの登山客は徒歩で来るようだが、例外として車でガンドルンまで来てトレッキングはせずに帰ってしまう観光客もいる。前日に滞在していたコテージでは、明らかに登山客ではない観光客がいた。荷物は小さなバックひとつで、足元は歩きにくそうなヒールのある靴。入念に化粧をしていると思えば、山を背に記念撮影。

 ガイドは特に何かを説明するわけでもなく、淡々と石畳の上を歩いてく。ガンドルンとはどんな村なのか、そしてどんな歴史や風習があるのかなど尋ねてみたが、そういったことは専門外のようで「わからない」と言われてしまった。ガイドの年齢は24歳と若く、体力はあるのだが、文化や歴史にはあまり興味がないようだ。そういうのもガイドの仕事だと思っていた。

 ネパール文化については黙りだったが、ガイドの仕事内容については色々と教えてくれた。ガイドの仕事は年に6ヶ月ほど働くという。ガイドの仕事がない時期は何もしてない。だから、別の仕事を探そうと思っていると言っていた。半年間で稼いだ金額を、仕事のしていない半年間で全部使い切ってしまう。貯金をすることはできないので、生活するのは大変のようだ、

 ガイドのライセンスを取得するのに2万ネパールルピー。クラスは 11科目あるようで、その中に英語のクラスも含まれている。1日の給料は2500ルピーで、ネパールの平均的な給料と言っていた。ネパールというより、カトマンズの給料。田舎に行けば、稼ぎは少なくなる。田舎には仕事がなくて、カトマンズまで出稼ぎに来ているネパール人はすごく多いと言っていた。

  村の中を散歩した後は、宿に戻って夕飯まで何もせずに過ごした。いよいよ明日はガンドルンを離れてポカラに帰る。長かったような短かったようなトレッキングだった。ガンドルンからポカラまでは山を下っていく。ガイドいわく、「坂道を下っていくだけだから、最終日が体力的に一番楽だ」と言っていた。

アンナプルナ・トレッキング5日目 ガンドルンからポカラへ帰る 【ネパール一人旅】

 

 

 

 

 

 

 

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