南アジア

アンナプルナ・トレッキング5日目 ガンドルンからポカラへ帰る 【ネパール一人旅】

 トレッキングの最終日になると、まだ山歩きを続けたいと思えてくる。少しばかり名残惜しいが、今日はガンドルンからポカラへと戻らなければならないのが残念だ。

 7時半頃に朝食を済ませた後、8時頃に宿を出てる。ナイヤプルを目指して山下りが始まった。下りと言っても、なだらかな下り道が続いていくので身体にかかる負担はない。ガンドルンを出てから小さな村を幾つか通り過ぎた。その中でも比較的民家の集まる村の中で、バスの呼び込みの男に話しかけられた。「ナイヤプルまで400ルピーで乗っていかないか?」ガイドは私の顔を見ると、「バスでナイヤプルまで戻ることもできるけど、どうする?」と聞いてきた。

 せっかくのアンナプルナ・トレッキング。自分の足で最後まで歩きたいので、バスに乗るのは断ることにした。

 足を止めて後ろを振り返ってみると、再び山を拝むことができた。10月の乾季にもかかわらず、毎日のように山は雲で覆われてしまう。しかし、5日間で幾度となく山を見ることができたので、こんな景色でも満足である。

 ガイドが言っていたように、ガンドルンからナイヤプルまでの道のりは、トレッキングというよりも散歩をしているのと変わらないほど体力的に楽だった。最終日ということもあり、もっと長い時間歩いていたかったが、あっという間に出発地点に到着してしまう。またチェックポイントを通過して、ティケドゥンガ→ゴレパニ→ガンドルンと、もう一周するのも悪くない。あるいは別の場所にトレッキングしに行くのも楽しそうだと思えてくる。

 ナイヤプルからポカラまではバスで移動。ネパール人の運賃と、外国人の運賃には少しばかり差がある。アンナプルナ・トレッキングは、外国人だと割高に感じることが度々あった。特に飲料水、トイレットペーパーなどはネパール人の倍近くの値段だった。必要な物があるたびにガイドに購入してもらう。私が値段を聞くと、外国人料金だからだ。

 ポカラに向かう途中、落石を何度も見かけた。ポカラからナイヤプルに向かっているときは落石なんてしていなかったのに、私たちがトレッキングに出ている数日間の間に崩れてしまったらしい。確かに何度か雨が降ったりはしたが、そこまで激しい雨は降らなかった。走行中にこんな大きな石の塊が車体に当たったらと思うと、ゾッとしてしまう。

 ナイヤプルからポカラまでは約2時間くらいかかっただろうか。体感時間てきには1時間くらいだった気もする。バスの中でトレッキングの日々を振り返っていた。5泊6日のアンナプルナ・トレッキング。終わってみれば、本当にあっという間だった。もっと長い期間のトレッキングにすれば良かったとちょっとだけ後悔。しかし、今回が最後のトレッキングではない。もしネパールに来る機会があれば、2週間くらいトレッキングに出るのも悪くないと思えてくる。

 5泊6日で滞在した村は3ヶ所。ネパールで初めてのトレッキングということもあり、ヒマラヤの雰囲気を少しだけ楽しむことができた。

 アンナプルナ・トレッキングを一言で締めくくるなら、5泊6日の短期間じゃ満足できない。次は2週間から1ヶ月くらいかけて村々を歩きたいと思った。

 

 

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