ドイツ

ベルリンからウィーンへ 9時間の快適なバス移動

         ベルリンからウィーンまでバスで約9時間かかった。ベルリンを9時に経ち、ドレスデンとプラハを経由してウィーンに向かうルート。チケットの値段はバス代48ドル(アメリカドル)、サービス料2ドル、座席指定4ドルチケットで合計53ドル。出発時間によってだいぶ値段が変わり、朝の便は比較的安い値段設定だった。

  フリックスバスの場合、バスの本数が多くベルリン各地にバスターミナルがあるようだ(Berlin SFX, Central Bus Terminal, Sudkreuz, Alexanderplatzなど)。ポーランドからドイツに来た時は、ベルリン中央バスターミナルに到着したが、今回はSudkreuzというUバーン駅に隣接しているバスターミナルから出発することになった。

  Sudkreuzの駅構内にあるスーパーマーケットで軽食や水を買うと、バスが到着するまでタバコをふかし時間をつぶしていた。  バスは10分ほど遅れてやってきた。荷物を預ける時に行き先を告げ、目的地によって荷物を振り分ける。大方の乗客はチェコのプラハに向かうようで、ベルリンからウィーンに向かう人は、僅か3人ほどしかいなかった。

  右に止まっているオレンジ色のバスは、中欧をバス移動していると度々目撃することがある。車内を除くと私が愛用しているフリックスバスよりもグレードが高く、座席には小型のディスプレーが設置されており、おそらく映画が観れるようになっていそうだ。

  フリックスバスはそういった物が付いてい分、価格を安く抑えているのだろう。バス車内にはスクリーンが設置されており、9時間の長い移動なので映画でも上映されるのかと思っていたが、一度も使用されることはなかった。  中欧に来てから、毎回フリックスバスで移動している。チケットの値段が安く、車内は綺麗で、便数が多いのが魅力的だと思っている。オンラインでバスのチケットを購入することができるので、手間をかけずにチケットを購入できるのも良い。バスに乗る当日は、メールに送られてきたPDFのQRコードを見せるだけなので、ペーパーレスなのが便利だ。

  今回の乗車で8回目になるが、ベルリンからウィーンまで9時間もかかるので、初めて座席予約(4ドル)することにした。私の予約した席は、前にシートがないので広々としている。座席の前には簡易なテーブルが設置されており、ペットボトルや軽食などが置けるようになっている。

ドイツからチェコに入国 バスはベルリンを経つと、およそ1時間半くらいでドレスデンに到着した。ドレスデンで降りる乗客は数人しかおらず、次の目的地プラハに向かって走り出した。

  ドイツからチェコはシェンゲン協定内なので、いつチェコに入国したのかわからなかった。ポーランドからドイツに入国したとき同様に、いつの間にか標識や広告などがドイツ語からチェコ語に切り替わっていた。

プラハのバスターミナル

  プラハのバスターミナルに着くと、バスの運転手が出発するまで10分ほどかかるというのでバスから降りてタバコを吸いに行くことにした。しかし、バスターミナル内は禁煙マークが目立つように設置されており、タバコを吸える場所を探すのに苦戦した。どこでタバコ吸えるのかフラフラと喫煙所を探していると、バスターミナルの端っこでタバコを吸っている男が目に入った。男に近づいて行くと、「ここでタバコ吸っても平気ですかね?」と尋ねた。男は私の方を振り向くと、問題ないと答えた。

  男と立ち話をしていると、男が吸っているのはタバコではなくマリファナだと気付いた。喫煙所周辺にはマリファナの匂いが立ち込めており、いくらマリファナに寛容な欧州であっても公共の場所で吸うのはまずいだろうと思った。しかし、男はまったく悪気はないようで、あたかもタバコを吸っているかのようにマリファナをプカプカと吸っている。「バスターミナルでマリファナ吸ってても警察に捕まったりしないの?」と聞いてみると、「どうだろ。問題ないでしょ。」と答えた。

プラハからウィーンへ

  プラハを経ち2時間ほど走ると、ガソリンスタンドに寄って小休憩することになった。軽食を買おうと思ったが、チェコのお金を持っていないことに気がつく。しかし、チェコのお金を持っていなくても、カードを使って軽食や飲み物を買うことができる。つくづく便利な世の中になったと思った。

  バスが燃料を入れ終わるまで、ふらふらとガソリンスタンド周辺を歩いていると、バスの後ろには自転車が5台も積まれていた。自転車が積めるのが欧州のバスらしい。15分くらい休憩していただろうか、バスはウィーンに向かって出発した。

ウィーン到着 9時間という割と長い移動時間だったが、ようやくオーストリアの首都ウィーンに到着した。ドイツ語からチェコ語になり、再びドイツ語になる。街にある標識や目に入る言語はドイツ語なので、ドイツ国外に来た気がしないというのがウィーンに着いたときの第一印象。

おわりに

  ウィーンのバスターミナルからホステルに向かうのに乗ったUバーン。ベルリンと同類のシステムで、チケットの買い方も同じだった。値段は40セントベルリンよりもウィーンの方が安かった。物価もドイツとさほど変わらず、ウィーンでも節約の旅が続きそうだ。

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