南アジア

カトマンズからバクタプルまで日帰り観光

ネパールの首都カトマンズから東へ15〜17キロほど行くと、バクタプルという古い街がある。バクタプルはネパールの文化的的首都で、歴史は8世紀前半まで遡るといわれている。

現在のネパールの首都はカトマンズだが、12世紀から15世紀まではバクタプルがネパールの首都だった。そして18世紀前半までのバクタプルは、城壁や城門で囲み街を保護していたといわれている。

バクタプルまでの行き方は、カトマンズの小さなバスターミナルから乗り換えなしで行くことができる。15〜17キロと距離は近いものの、人の乗り降りが頻繁にあったので、1時間ほどかかった。2020年1月の料金は片道50ルピー。

バス停の場所は赤い星印の場所。タメルから徒歩で10〜15分くらい。

どの辺で降りようか地図を眺めていると、バスの集金係りの男が「バクタプルに着いたぞ!」と教えてくれた。男に言われた通りバスを降りると、すぐに料金所が目に止まった。

バクタプル中心地ダルバール広場に行くのは、入場料1500ルピー(2020年1月)を支払わないといけない。チケットの有効期限は1日ではなく1週間。

バクタプルはネパールの生きた文化遺産で博物館といわれるほど、重要な文化が残っているものの、入場料1500ルピー(1ルピー1円)を払ってまで見る価値はあるのか疑問が残る。

観光パンフレットからの引用

1993年以来、街の中心地を訪問する全ての外国人観光客から微収しています。その基金は、街の清掃、社会基盤の構成と発展、人材の教育と技能伝承、文化遺産の保存、ネパールで最高の観光地の一つであるこの街を作るために使用されています。

また自治体は地元の人々が伝統的な様式で建物を建てるために、木材、伝統的なレンガやタイルのために補助金を配布しています。また、清掃活動を通して、街はアジアで綺麗な10都市の一つとなることを達成しています。

チケットの支払いをすませると、外で待機している観光案内の男が話しかけてきた。「私はオフィシャルガイドだ。500ルピーで観光案内をしてあげようか?」。特にガイドが必要なだとは思わなかったので断った。

即に安くはない入場料金を支払ったからだ。観光案内料金を含めると2000ルピーもする。

たとえ重要な文化遺産があるバクタプルとはいえ、ネパールの物価から考えると2000ルピーは高額だ。それに入場料を支払ったときに観光案内のパンフレットをもらっている。そこに簡易にバクタプルの文化について書かれているので、ガイドがいなくてもパンフレットだけで十分だと思った。

バクタプルのダルバール広場

まずは緩やかな坂を上がってダルバール広場へと向かった。ダルバール広場の入り口にはチケットを確認する警備員が立っている。チケットを渡して中に入ると、最初の印象は「やっぱりネパールだなという言葉が浮かんだ。」

私がバクタプルに行ったのは2020年の1月。残念ながら、ダルバール広場では2〜3軒の建物の修復工事が行われており、足場がかかって建築をみることができなかった。入場料を払ってまで見る価値はないと思ってしまった。

ダルバール広場の裏にあった建築。ピンク色のレンガが特徴的だった。

それでもダルバール広場は多くの外国人観光客で賑わっていた。広場をぐるっと1周したあとに、陶工広場に向かうことにした。陶工広場は観光パンフレットでも紹介されている見所の一つ。どんな陶工品が並べてあるのか、実際に見ておきたかった。

バクタプルの陶工広場

上の2枚の写真は、バクタプルの中南部にある陶工広場。

街の東部にある陶工広場。

観光パンフレットからの引用

陶工は、世界の古い職業として知られています。バクタプルでは多くの陶工職人たちが粘土を様々な形や大きさにするために、伝統的な木製の車輪を扱う様子を見学することができます。そして陶工広場は街の中南部と東部の2つの地域にあります。

バクタプルのタマディ広場

タマディ広場は多重塔寺院や長方形寺院の建築技術を見ることができると観光パンフレットに書いてある。タマディ広場は街で2番目に重要な広場ということで、期待を寄せて広場に移動した。特に多「重塔寺院」は見てみたいと思っていたが、ダルバール広場同様に修復工事が行われていた。

バクタプルの街並み

おわりに

私がバクタプルに行ったときは、街中のいたるところで工事が行われていた。本来は古き良きネパール文化の残る街なのだろうが、正直なところがっかりだった。パクタプルの重要な文化が残るダルバール広場とタマディ広場が工事中だったのが痛い。

観光パンフレットからの引用

世界中を観光する旅行の途中で、十分価値がある保存すべき場所。それはネパール、バトガウンのダルバール広場以外にありません。(ミステリー最後の家1929、ロンドン)

私は工事中だったのでダルバール広場の写真は1枚も撮らなかった。どちらかといえば、バクタプルよりもカトマンズのダルバール広場の方が雰囲気がいい。

 

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