南アジア

ネパールのカトマンズは何度も訪れたい魅力的な都市

2018年の10月に初めてネパールを訪ねた。当初は15日間の観光ビザで滞在していたので、2週間で別の国に移動するつもりでいた。しかし、2週間では満足できないほどカトマンズという街に惹かれていく。そして新たに1ヶ月間の観光ビザを延長することになってしまった。

さすがに1ヶ月もカトマンズにいれば十分だろうと考えたが、再び1ヶ月間の観光ビザを延長してしまった。気がつくと、10月の初旬に入国してから3ヶ月ほど経っていた。

2019年の11月に再びネパールを訪ねることになった。今回はネパールに用事があって滞在したものの、1ヶ月の観光ビザでは足りずに観光ビザを延長することになった。カトマンズには合計で5ヶ月ほど滞在しており、なぜ旅人の私がカトマンズという街に長く滞在しているのか語りたい。

カトマンズの魅力

カトマンズの魅力を私なりにざっくりと書き出してみると

  1. 治安が良い
  2. 物価が安い
  3. ネパール人は穏やか
  4. 食通の街カトマンズの魅力
  5. カトマンズはカオスな街
  6. 観光ビザの延長が簡単
  7. 生活するのに英語で困らない

カトマンズの治安

毎日のように1〜2時間ほどカトマンズ中心地を散歩しているが、たとえ夜であっても身の危険を感じたことは一度もない。海外だと「入ったら危険」と言われる地域が多くあるが、カトマンズの中心地にはそういった場所はないように思われる。

タメル地区は観光客が多いいが、観光客が集まる場所でもスリや強盗の被害に逢った話を耳にしたことはない。観光客が集まるエリアはスリや強盗が集まってくるものの、カトマンズに関しては観光客が被害に遭うことは滅多にないだろう。それでも深夜の外出を避け、人気のない暗い道を歩かないなど、常識的な行動をしていれば犯罪に巻き込まれる可能性は低い。

カトマンズでホテルを経営するオーナーがこう言っていた。「観光客の評判が悪くなると、多くの人たちが職を失うことになるから、(ホテル、レストラン、ツーリストオフィス、お土産屋、タクシー、登山産業など)観光客に手を出す人はいないはずだよ。」

カトマンズで気をつけたほうがいいのが、野良犬とバイクや車。特にバイクは運転が荒い人が結構いるので、交通事故に巻き込まれないように注意して歩いたほうがいい。そして夜になるとカトマンズは暗い場所が多いので、野良犬を踏まないように足元に気を使ったほうがいいです。

2019年にカトマンズでテロがあった。そして「バンダ」と呼ばれるストライキ中はの期間中は治安が悪化する。私は5ヶ月ほどネパールに滞在しているが、幸いバンダに巻き込まれたことは一度もない。

海外ではデモの種類によるが、万が一「デモ」に遭遇してしまった場合、速やかにその場を離れること。

外務省の治安情報から引用

イ カトマンズ郡やラリトプール郡などの都市部を中心に,置き引き,スリ,ひったくり,窃盗,強盗事件等,一般犯罪の発生率も高い水準で推移しています。

つきましては,上記地域へ渡航・滞在する際は,最新の治安情報を入手し,政治集会やデモ等を避けるとともに自らの安全対策につき再度確認してください。

(4)ネパールには,インドとの間の「オープンボーダー」を悪用して不法に入国し,ネパール人として在留する近隣諸国人等が,3,000人から4,000人いるといわれ,ネパールの治安を更に悪化させる要因となっています。

(5)一般犯罪面では,置き引き,スリ,ひったくり,窃盗及び強盗事件が増加している他,インドなど周辺諸国から拳銃,爆発物の流入があります。最近ではカトマンズ盆地内で銃器使用案件が連続して発生し,死傷者も出ています。

日本人被害事案として,商業施設における恐喝,繁華街のタメル地区でのひったくりや強盗,ローカルバスや繁華街でのスリ,置き引き等が報告されています。またネパール原産の大麻を日本に密輸しようとした薬物事犯や,邦人がネパール国内で薬物を使用した事案も報告されています。

 

ネパールには2018年と2019年に3ヶ月づつ滞在しているが、私は犯罪に巻き込まれたことは一度もない。置き引き、スリ、ひったくり、窃盗及び強盗事件は、どこの国でも起こる可能性が高いので、貴重品はなるべく持ち歩かないほうがいいです。

特にカメラは狙われやすいので、使わない時はバッグの中にしまっておくこと。実際にカメラを手で持って歩いていると、「良いカメラ持ってるなー」という視線でカメラを物色してくる人が多い。

より詳しい治安情報については、外務省のウエブサイトを確認してください。

追記

タメルの中心地に滞在していると、夜中0時〜2時ごろに外で酔っ払いが大声で喧嘩をしているのを聞いたことがある。多い時は週に3回くらいで、どこかの店のシャッターを叩いたり、大声で叫んでいたり、ガラスが「バリーン」と割れる音を聞いた。

私が滞在しているホテル付近は、夜はシャッターがしまっているので、おそらく路駐してあるバイクのミラーを割っている可能性がある。

私は22時以降に出歩くことはないのでわからないが、夜中は酔っ払いがうろついている可能性があるので、用もないのにフラフラしないほうがいいです。

ネパールの物価

アジアの中で物価が安いと言われているネパール。それでも年々、物価が上がってきているように思われる。あるいは日本円の価値が下がってきているので、そう思うようになったのかもしれない。

物価はどこの国から来るのか、そして手持ちの通貨によって物価が高かったり安かったりする。物価の高い北欧のデンマークに比べると、ネパールの物価は非常に安く感じる。しかし、南コーカサスのジョージアに比べると、ネパールの物価はそこまで安いとは思えない。

500ミリ・リットルのコカコーラ1本の値段

 

  • デンマーク 約300円
  • 日本    150円
  • ネパール  約70円
  • ジョージア 約50円

ネパールでは購入する場所によって値段が違う。500ミリ・リットルのコカコーラの底値が70ルピー(1ルピー96〜100円)で、一番高い場所で100ルピーほどする。アンナプルナトレッキングに行った時は、コカコーラが200〜300ルピーもしたことに驚いた。

ホテルの値段

ホテルの値段はグレートによって大幅に変わる。私が滞在している2つ星ホテルは1泊1000ルピーほど。カトマンズの中心地タメル地区は、シングル・ルームの値段が800ルピーくらいからある。トイレ共同の場合は、もう少し安いホテルがあるかもしれない。ドミトリーはさらに安く、1泊300ルピーくらいからある。

食通の街カトマンズの魅力

カトマンズといえば、世界中から観光客が集まってくる。ネパール料理はもちろん、インド料理、日本料理、中華料理、韓国料理などのレストランがある。欧米の観光客向けにイタリアン料理などもあるし、食事をするのが楽しみのひとつ。その中でも地元の人が集まる食堂は値段が安い。

  • ダルバート・250〜350ルピー
  • チキンカレー・150〜200ルピー
  • マサラカレー・200〜350ルピー
  • 焼きそば・150〜250ルピー
  • サンドイッチ・150〜250ルピー
  • カフェラテ・150〜180ルピー
  • ミルクコーヒー・70ルピー
  • チキンシズラ・300〜400ルピー
  • モモ・80〜300ルピー
  • ビリヤニ・250〜350ルピー

値段に開きがあるのは、どこで食べるかによって違うのはもちろん、鶏、水牛、豚、野菜、ミックスなど具によって変わってくる。タメルで食事をする場合、おおよそこのような値段の店が多い。観光客が集まるレストランは、メニューの下の方にサービスフィーが10%かかると表示されている。ローカルレストランでは料理の値段のみ。

インド・カシミール料理が食べれるレストラン。ハーフカレー200ルピー、ハーフライス50ルピー。

チキンシズラー350ルピー。

ミックス焼きそば。190ルピー。

ダルバート250ルピー。ダルバートはメインディッシュのチキンカレー以外は、おかわり自由。

ローカルレストランの中。

カトマンズはカオスな街

カトマンズといえば雑多でカオスな街という印象が強い。写真のように場所によっては歩行者、バイク、タクシーなどでごった返しており、クラクションが様々な場所で鳴り響いている。ある人たちは、このような光景を見ると目を疑うかもしれない。特に先進国と呼ばれる国から来る人たちは、ネパールの環境の悪さにうんざりする可能性がある。

しかしカトマンズの多種多様な人や物が入り混る中で生活をしていると、「私は今のままでもいいのだ!」という妙な安心感が湧いてくるのだ。焦ることなく、自分のできる仕事を淡々とこなしていく。劇的なことなど起こらない平凡な日常でも、何事もなく無事に1日過ごすことができたら十分幸せだ。

私の出会ったネパール人は時間におおらかな人が多く、みんなマイペースでそれぞれの時間を過ごしている。そんな環境の中で生活をしているせいか、カトマンズという街が妙に居心地がいい。

ネパール人は外国人に対して包容力がある人が多いので、旅人がこの地にハマってしまうのも頷ける。

おわりに

どのトピックも個々の記事にできるほど、カトマンズという街の魅力に取り憑かれている。ざっくりと「まとめ」的な記事になってしまったのが悔やまれるが、カトマンズに来る予定なら参考にして貰えたら幸いです。

今回はカトマンズの魅力について書いたので、次の記事ではカトマンズのダメなところについて書きたい。

 

ネパールのカトマンズは長期滞在に不向きな街!?前回の記事「ネパールの首都カトマンズは何度も訪れたい魅力的な都市」では、カトマンズの魅力についてまとめた。 カトマンズの良いところ...

 

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