ポルトガル

丘の上から眺めるリスボンの美しい街並み

 いよいよ欧州の南端、ポルトガルのリスボンまで来ることができた。5月上旬のリスボンは陽射しが強く、30度を超える夏真っ盛り。私は夏でも日焼け止めを塗ることはないが、陽射しがあまりにも強かったので、なるべく日陰を歩くようにして直射日光を避けていた。それほどリスボンの陽射しは強烈だった。

 リスボンに来るまで知らなかったが、街を歩いていると丘が多いことに気がついた。特に中心地はどこに行くのも坂を登り降りした印象が残っている。 平坦な道が続いたのは、海岸沿いの道ぐらいだったと記憶している。まるで南米のラパスやバルパライソを彷彿とさせる坂の多い都市だ。

Miradouro de Penha de França

 教会の横にある展望台。リスボン市内を一望できるものの、坂道が急過ぎて登るのが大変だった。展望台からの見下ろすリスボンの街並みは、カラフルな外壁の建築が多く目につく。外壁の色は統一されていないが、屋根はオレンジ色に統一されている。

 木陰になっているベンチで一服。5月のリスボンは、スペイン、イタリアにいた頃よりも暑くて、街歩きをしていると汗ばんでくる。日中は毎日30度以上。私がリスボンに滞在中で最も気温が高かった時は、35度近くで暑かった。

 Miradouro de Penha de Françaで小休憩をすませると、長い下り道を進んでいく。リスボンは坂が多く、そして坂道がやたらと長い。急な坂道の場所も多かったが、緩やだが長い坂道も多かった。

 Miradouro de Penha de Françaから道なりに進んでいくと、Alameda地下鉄駅の前にある公園に到着した。公園内にある階段を登っていくと、展望台になっており公園の全体像を眺めることができる。

 写真に写っている公園の奥も緩やかな坂道になっている。リスボンは坂が多い街だが、眺めの良い場所が多い。

Miradouro de Santa Luzia

 リスボンにある丘の中で最も賑わっていたのが、サンタ・ルジア展望台だった。いかにも南欧・ポルトガル的な景色。写真でしか見たことないが、雰囲気的にギリシャのサントリー二島に雰囲気が似ているなと思った。

 サンタ・ルジア展望台は、リスボンの旧市街で観光客に人気なエリアなので、展望台周辺は多くの観光客で賑わっていた。

リスボン滞在14日間

 5月のリスボンは散々暑いと書いたが、実は3日間雨が降り続いて気温がぐっと下がった。晴れた日はタンクトップに短パンと夏の服装で歩いている人が多かったが、雨が降り続いた日は冬の服装をしている人が目立った。

 上下の写真を比較してみると、上の写真は夏で、下の写真は秋か冬のような雰囲気。実際は同じ週の出来事である。急激な気温の変化に対応できなかった私は、とうとうリスボンで風邪を引いてしまった。

 数年前からよく耳にする気候変動。実際に急激な気温の変化を体感すると、他人事じゃないと考えるようになった。が、一個人がどうにかできる問題でもない。私にできることは、変化に耐えることのみ。

ホステルからの眺め

 リスボン滞在中は、毎日のようにパティオから景色を眺めていた。しかし、ホステルからの眺めは良いものの、どこに行くにも坂を登り降りする日々が辛かった。斜面は緩いが坂が長かったり、斜面は急だが坂が短かったり。そしてリスボンは坂が多いだけあって階段も多い街だった。

おわりに

 南欧の旅で最も長く滞在したのは、リスボンだった。毎日20キロほど歩き、中心地から郊外の方まで足を伸ばした。リスボンは物価が安くて治安が良く、移民が意外と多い街だった。交通機関は発達しており、地下鉄、バス、そしてトラムで大抵の場所にアクセスできる。時間が許すなら1ヶ月くらい滞在してみたい街だと思った。

 リスボンを離れると、次はポルトガル第2の都市ポルトへ向かうことになった。

 

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