ロシア

モスクワの地下鉄駅にある旧ソビエト時代の壁画とモザイク画

モスクワ・キエフ・ミンスクの地下鉄の共通点

 モスクワ滞在中に楽しみにしていたのは、地下鉄に乗ることだった。私は電車オタクではないが、1年ほど前からモスクワの地下鉄に乗ってみたいと思っていた。そのきっかけは、ウクライナの首都キエフと、ベラルーシの首都ミンスク滞在中に地下鉄をよく乗っていたからだ。

 キエフとミンスクの地下鉄を乗ってみると、共通点が多いことに気づいた。地下鉄の車両は同じで、向かい合って座るシートになっている。地下鉄の改札口で使用しているコインも色こそ違うものの、同じプラスチック製のコインが使われている。キエフの地下鉄は3路線。ミンスクの路線は2路線だが、新たに路線が開通すると表示されていた。

 モスクワ、キエフ、ミンスクの共通点といえば、旧ソビエト連邦である。旧ソビエト連邦時代に作られた地下鉄。いったいモスクワの地下鉄は、どうなっているのか気になって仕方がない。

 そんな想いを胸にモスクワで地下鉄に乗ってみると、残念なことにコインではなくスマートカードが使用されていた。大きなバックを持っていると、駅によってはセキュリティーに止められる。金属探知機でバックに危険物がないか調べる。ときにはX線が設置されているボックスの中にバッグを入れて、中身を点検する。キエフでは荷物検査を受けたことは一度もないが、ミンスクではバッグを持っていると荷物検査に引っ掛かることが度々あった。

 楽しみにしていたモスクワの地下鉄。残念ながら、私の最寄駅の路線では最新の車両が使われていた。が、別の路線では旧ソビエト時代から使用されている古い車両が使用されていた。あの薄暗い車両の中で流れるアナウンスも同類だったことに驚いた。モスクワ、キエフ、ミンスク、共に同じタイミングで車内アナウンスが流れる。ロシア語の後に英語。モスクワのみ女の人のアナウンスが流れた。これはキエフとミンスクではなかったので新たな発見だった。

旧ソビエト連邦の壁画

   

 モスクワの地下鉄は、旧ソビエト連邦時代の壁画やモザイク画のプロパガンダがひっそりと残っている。モスクワのニッチな観光スポットになっているようで、地下鉄の駅を廻っていると外国人観光客によくあった。20〜30人ほどの中国人団体客は、ガイドをつけて説明を受けながら駅巡りをしていた。

旧ソビエト連邦のモザイク画

おわりに

     地下鉄ではGPSは使えないものの、キエフやミンスクの地下鉄と同様にモスクワのメトロもmaps.meに対応しているので、プロパガンダを巡る旅をするのに便利だった。

 

 

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