オーストリア

ウィーン美術史美術館に行ってきた【オーストリア旅行記】

  ウィーン美術史美術館には行くか行かないか迷っていた。ヨーロッパの美術品は即に別の場所(プラド美術館クラクフ国立美術館、ハンガリー国立美術館など)で見たことがあるし、高い入場料を払ってまで見に行く価値が本当にあるのだろうか。

  ウィーン美術史博物館のウエブサイトでどんなコレクションがあるのか見ていると、ピーテル ブリューゲル作「バベルの塔」、「雪中の狩中」が展示れていることがわかった。他に興味を惹かれた作品は、ダフィット テニールス作「レオポルト・ ウィルヘルム大公の画廊」。オーストリアの画家グスタフ クリムトの作品があるのも興味深かった。

  美術史美術館はネオルネッサンス建築で、世界の数ある美術館や博物館と比べてもかなり凝った造りをしている。建築内部は数々のレリーフが施されており、建築を見るだけでも十分価値があると思った。なにより世界でも有数の美しさを誇るカフェで甘いカフェラテを飲みたい。そんな想いから、とりあえず美術館に行ってみることにした。

  カフェでカフェラテを飲みたいと思い美術館に来てみたが、座る場所がないほど込み合っていた。席が空いたと思ったら、次々と人がやってきて、すぐに空いてる席が埋まってしまう。館内はハイシーズン中のせいか人・人・人と、ゆっくりと作品を堪能する余裕がないほど混みあっていた。チケットオフィスでチケットを買うのも、10分ほど時間がかかったり、プラド美術館ほどではないがウィーン美術史美術館もかなり人気がある。  お目当のピーテル ブリューゲル作「バベルの塔」。美術史美術館で最も人気があるのだろうか。作品の前では常に人だかりができており、様々な言語が飛び交っていた。

  ピーテル ブリューゲル作「ゴルゴタの丘への行進」、「雪中の狩中」は同じ作家の作品とは思えないほど、作品の前には人がいなかった。

 個人的には見たことがあるような作品が多く、欧州の美術館にマンネリ気味になってしまった。足を止めてじっくりと見たい作品もなく、館内を歩いただけで1時間半くらいで出ることになった。ウィーン美術史美術館で、欧州にある美術館は大小入れて15ヶ所以上になる。欧米文化と関係の深いラテンアメリカの美術館を入れると、その数は30を軽く超えている。

  初めの頃は一点一点ゆっくりと見ていたが、美術館に行く回数が増えていくたびに「別の場所で見たことある。似たような作品見たことある。」と既視感がある作品が多くなってくる。

  ウィーン美術史美術館に行ったことで、15〜19世紀の作品はしばらく見なくてもいいかなという気分になった。いわゆるマンネリ気味になったことで、現代美術館や近代美術館に足を運びたくなった。

 

 

 

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