タイ

レンタルバイクで巡るアユタヤ遺跡観光 1日でどのくらいまわれるのか?午後編 【タイ一人旅】

  午後の2時、宿を出てバイクに近づいてみると、日陰に止めていたはずのバイクが陽に照らされていた。シートに跨ってみると、シートの上で目玉焼きが焼けそうなほど熱くなっている。この日の午後の温度は38度まで上がっており、アユタヤ遺跡巡りを中止しようか迷うほどの猛暑だった。

  午後一番で向かう遺跡は、ワット マヘーヨン。アユタヤ遺跡の中では人気がないようで、宿のオーナーいわく、「ワットマ ヘーヨンは行かなくてもいいんじゃないか。」 とアドバイスしてくれた。しかし、購入した220バーツのチケットにはワット マヘーヨンの入場料も含まれているので、とりあえず行くことにした。

ワットマヘーヨン

  ワット マヘーヨンに着くと観光客は誰もいなかった。遺跡が離れてる場所にあるせいか、あるいは他の遺跡や寺院に比べると、観光客の目をひく見所がなく地味だからかもしれない。遺跡の敷地内に入ってみると、人気がないせいか寂れている感じがする。しかし、遺跡には人がいない方が風情がり、静かにゆっくりと見ることができるので、人気のない遺跡も興味深かった。

  遺跡の奥へ向かうと、大きな円形の高さ8メートルほどの塔が現れた。塔の周りを囲むように破壊された仏像が並んでいる。ワット チャイ ワッタナーラームでは首から上を斬られた仏像が並んでいたが、ワット マヘーヨンでは腰の上から切られている仏像が数メートル置きに並んでいる。

  塔を一周した後は、塔の手前にある崩壊しかかっている寺院に入った。敷地の木陰では白装束を着た女性が瞑想をしている。裏口から入ったせいか知らずに土足のまま歩いてたが、正面の入り口には、土足禁止という看板が出ていた。

  滞在時間は約15分。午前中に行った遺跡や寺院に比べると寂れていたが、人気がなく廃墟的で雰囲気が良かった。

ワットプラシーサンペット

 駐車場にバイクを止めてから遺跡の入口までは約10分くらい歩いた。駐車場付近は商店街になており、お土産、飲み物、スナックなどの売店が30件くらい連なっている。そして商店街を抜けると、50メートルくらい先にワット プラシーサンペットの遺跡が小さく見えた。

  商店街付近の大きな寺院では、祭りが行われていたが、うだるような暑さの中で観光していたので、頭が朦朧として遠目で見るだけにした。

  ワット プラシーサンペットの入口でスタンプを押してもらい敷地内に入ると、すぐに塔が現れた。敷地内は広いが、1日の中で最も暑い時間だったせいか、人があまりいなかった。塔の前は太陽をさえぎるものがないので、午後の直射日光が辛く、歩くのもしんどくなってくる。

  1ヶ所に商店街、寺院、遺跡があるので敷地が広大だった。バイクを止めた駐車場から寺院と遺跡を巡り、駐車場に戻ってくると40分くらいかかった。後に気づいたが、裏側にもバイクを止める小さな駐車場があり、ここからなら寺院と遺跡まで徒歩で5分くらいの距離。

ワットラーチャブーラナ

 入口から5分も歩くと、ロケットのような遺跡が目の前に現れる。高さは30メートル位ありそうで、今まで見てきたアユタヤ遺跡の中では一番迫力があった。しかし、似たような建築様式にいい加減飽き始めてきた。午前中はアユタヤ王朝時代の遺跡にうっとりしていたが、さすがに似たような遺跡ばかりを見ていると「もう見なくてもいいかな?」という気分になってくる。おまけに38度の猛暑の中、直射日光を浴びながら観光していることもあり、遺跡の階段は登らずに下から見るだけにした。

  滞在時間は約10分。階段を登ったり、ゆっくり見るならもう10分くらいかかりそう。220バーツのチケット代に含まれている遺跡。

ワットロカヤスター

  ワット ラーチャブーラナからワット ロカヤスターまでは約5分くらいの近場にある。ワット ロカヤスターは無料ということもあり、多くの人が集まっていた。駐車場の前にある道路を渡るとすぐに仏像が設置されている場所に着く。仏像の長さは約20メートルくらいで、一番高い部分で約10メートルくらい。かなり大きい仏像なので迫力があった。いったいどうやって巨大な仏像を設置したのだろう。

  滞在時間は約5分。無料ということもあり、近くにはワット ラーチャブーラナやワット プラシーサンペットがあるのでアクセスも良く、見る価値は十分にある。駐車場の前には売店があったが、私が行った時は閉まっていた。

ワットマハタート

  ワット マハタートは夕方涼しくなってから行くことにした。ネットで調べてみると、夏の期間だからなのか、意外と遅い時間までやっていた。18時にゲートが閉まってしまうが、18時前に入場すれば18時30分まで遺跡内に滞在できると書かれている。

  ワット マハタートに10分前に着くと、入口付近の売店は即に閉まっていた。売店の奥へと進んでいくと、すでに片付けの準備を始めているチケットオフィスがあった。「まだ入れますか?」と訪ねてみると、「18時にゲートが閉まるけど、遺跡内には18時30分まで滞在できます。」とネットで調べた通りだった。

  チケットにスタンプを押してもらうと、チケットに含まれる遺跡5ヶ所の全スタンプが集まった。やはり220バーツのチケットを買って正解だ。遺跡を回った達成感を味わえたし、毎回入口でチケットを見せるだけなので支払いの手間が省け楽だった。

  ぎりぎりゲートが閉まる時間に来たせいか、敷地内には数えるほどしか人がいなかった。おそらくもっと早い時間なら、大勢の観光客がいただろう。ワット マハタートには木の枝に挟まっている仏像の顔があり、アユタヤ観光の中でも特に人気な場所になっている。私もこの仏像の顔を見たくてアユタヤ観光に来た。

  枝に挟まっている仏像の前に着くと、瞑想をしている観光客の姿があった。その姿は仏像に悩みを相談しているようにも見えたし、仏像の前で修行をしているようにも見える。後ろで写真を撮っていると気が散ると思ったので、素早く写真を撮ると別の場所に移動し、遺跡内を足早に1周した。

  滞在時間は約20分。夕方に行ったこともあり、人が少なく気温も下がり始めていたので、日中に比べると快適に見て回ることができた。遺跡の周りは公園になっており、夕陽が沈む時間に散歩をするのに適していた。ワット マハタートを見た後は、ぶらぶらと適当に公園内を散歩してから宿に帰った。

おわりに

 午後は5ヶ所の遺跡に行くことができた。午前中に遠くの遺跡から行ったので、午後の移動は楽だった。しかし、この日の気温は38度まで上昇し、直射日光を浴びながらの観光だったので体力的に辛かった。あまりの暑さに必要以上に水分を取ってしまい、軽い水中毒のような症状が出ていた。正確にどのくらい水分を取ったか覚えてないが、1日で10本以上の500ミリペットボトルは飲んだはず。水分を必要以上に取るのは良くないが、水分補給をしないと熱中症で倒れる危険性があるほど暑かった。

  熱中症になるのか、あるいは水中毒になるのか。バランスを保つのが難しい1日だった。

 

【タイ一人旅】レンタルバイクで巡るアユタヤ遺跡観光 1日でどのくらいまわれるのか?午前編

 

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