ドイツ

ベルリン滞在7日間のまとめ

  2月のベルリン。温度はー3度。体感温度はー6度と表示されており、口から吐き出す息は当然のように白かった。ドイツに来る前はメキシコの山奥にある村に滞在していた。そこでの温度も雨が降った時は、0度近くまで気温が下がった。似たような気温だったせいか、ドイツの寒さについて楽観的に考えていたが、私の考えが甘かったことをベルリンで思い知らされた。

  体感温度が示している数字、いや それ以上にベルリンは寒く感じた。20分も外を歩いていると、肌を露出している部分が冷たくなり、そして痛くなる。30分も歩いていると、寒さのあまり室内に入らないと身体がおかしくなりそうになる。身体が温まったところで再び外に出る。だが、5分も歩けば再び身体が冷え始めとても観光などしている余裕はなかった。そんな寒さの中、自転車を漕いで移動している人がいるのが信じられなかった。

2度目のベルリン

  ウクライナから始まった東欧の旅。ウクライナからポーランドに移り、その後はチェコに行くつもりだった。しかし、ポーランドのクラクフ滞在中に訪ねたアウシュビッツ強制収容所、シンドラーの工場跡、ワルシャワのユダヤ博物館、そしてグダンスクの第二次世界大戦博物館。ポーランドでホロコーストに関連する展示を多数見てきたせいか、元東ドイツの首都ベルリンにも行きたくなった。ベルリンにはユダヤ博物館があり、観光地になっているユダヤ記念碑がある。2月に行くことができなかったベルリンの壁にも行きたいということで夏に再訪問することになった。

  ベルリンの壁は各地で見ることができたし、ユダヤ記念碑にも行くことができた。しかし、完全に観光地化しており、悲壮感など微塵も感じることができなかった。ユダヤ記念碑では、記念碑の上に腰をかけている人がいたり、記念碑の上に立って撮影をしている観光客がいた。ポーランドで残酷な歴史を隙間見てきたせいか、記念碑をもっと大切に扱って欲しいと思ってしまった。

  ホロコーストがあってから半世紀が経つが、現代の人々にとって関心が薄れてしまったのだろうか。少なくともポーランドでは歴史を知ろうと真剣な眼差しで展示品を見てる人が多かったが、ベルリンではどちらかといえば観光色が強かった気がした。負のイメージはあまり感じることはなく、なんだか拍子抜けしてしまった。

  ベルリンのストリートアート

  ベルリン滞在7日間は、毎日ストリートアートを見に行く日々。欧州にいるあいだに機会があったら見に行きたいと思っていた「ザ アート オブ バンクシー」に行くことができたし、ベルリンのストリートアートミュージアム「アーバンネーション」にも行くことができた。

ベルリンのストリートアート【ドイツ旅行記】

BikiniBerlinで開催されたザ アート オブ バンクシーに行ってきた【ドイツ旅行記】

ベルリンのストリートアートミュージアム アーバンネーションに行ってきた【ドイツ旅行記】

ベルリンの物価

  ウクライナ、ポーランド、ドイツと東から西に向かうごとに物価がどんどん上がっていった。キエフで出会ったオランダ人とドイツ人と話していると「ドイツは物価高くないよ。」と言っていたが、2年ほど旅を続けているとユーロは高く感じる。確かにスイスや北欧に比べるとドイツの物価は安いだろうが、東欧の国に比べるとかなり物価が上がったことを実感する。

  ウクライナに滞在していた時と比べると、全体的な物価がおよそ3倍ほど跳ね上がった気がした。ウクライナとポーランドは独自通貨で経済的な負担が少なかったが、1ユーロ130円はさすがに身構えてしまった。ベルリン滞在中は、なるべくスーパーマーケットを利用するようにして、滞在中の出費を抑えていた。

  ベルリン観光では欠かせないUバーンとSバーン

  UバーンとSバーンは毎日乗って移動していた。24時間乗り放題のチケット8ユーロ?正確な値段は覚えてないが、1日券を毎回購入していた。クレジットカードやデビットカードで購入できるのが便利だったし、なによりUバーンは路線が多くベルリン市内を楽に移動できた。路線の乗り換えもわかりやすかったし、MAPS.MEにも対応しているので、どの路線で目的地に行けばいいのか表示されるので便利だった。

  1週間ほどしか滞在してないから分からないが、8月の真夏日だというのにUバーンとSバーン共に冷房が効いてなかった。始めは故障でもしているのか?と思っていたが、7日間で60〜80回ほど乗ってみたが、冷房が効いている車両に乗った記憶がない。Uバーンは地下を走ることが多く、窓が開いていると涼しかったが、地上を走る時は暑かった。列車内では扇子を仰ぐ人がいたり、ノートで仰ぐ人がいたりと、小型電動扇風機で風を浴びている人がいたりと、なぜ冷房が効いていないのだろうか?と思うほど列車内は蒸し暑いことが度々あった。

おわりに

 後にベルリンからウィーンに移動すると、オーストリアのUバーンでは冷房が効いており快適に移動することができた。

  

 

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