ポーランド

【ポーランド一人旅】アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウを訪ねてホロコーストの歴史を学ぶ

  アウシュヴィッツ第一強制収容所から第二強制収容所ビルケナウの移動は車で5分もかからなかった。駐車場を出て右に曲がり、一本道を走っているとあっという間に第二強制収容所ビルケナウに到着。

         移動を含めた15分の休憩が終り、ツアー客が再び全員集まると、第二強制収容所ビルケナウの中に入った。

  第一強制収容所では、敷地内に建物が多く並んでいるせいか、建物に囲まれているようで圧迫感があった。第二強制収容所は周りに視界を遮る建物が少ないせいか、視界が開けているので遠くの景色を見渡すことができる。

  ツアーガイドの説明によると、アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウは、収容者増を補うため、1941年10月に開所された。敷地内には300以上の施設があり、1944年には9万人もの人が収容所されていたようだ。

第二強制収容所 撮影スポット

  第二強制収容所のゲートをくぐり中に入ると、すぐに鉄道の線路真っ直ぐに伸びる有名な撮影スポットに到着。第二強制収容所内を延びる鉄道線路は1944年5月に完成した。  奥の方に進んでいくと、建物が崩れた廃墟が数棟ある。

  第一強制収容所に比べると、第二強制収容所は敷地が広く見晴らしが良い。ウィキペディアによると、総面積は1.75平方キロメートルで東京ドーム約37個分と書いてある。東京ドーム約37個分と言われても、どのくらいの広さなのか伝わりにくいが、地方の小さな空港くらいのサイズはありそう。

  ホロコーストの歴史を知らなければ、だだっ広い牧場のような所だと思ってしまう。こんなのどかな場所で残酷な行為が行われていたのが信じられない。そう思いながら敷地内を歩いていると、電線(高圧電流が流れていた)に囲まれた収容所があった

第二強制収容所の住環境

  最後に女性専用の監房に入ることになった。内部は非常に粗末な作りで、特に寝床が酷かった。一応3段ベットになっているが、一番下の部分はコンクリートむき出しになっている。ベットというよりも地面に寝るような感じで、冬は地面が冷えるので寒くて寝れそうにない。上段2段は、すのこが敷いてあるのでコンクリートに比べると多少はましだが、女性専用の監房は粗末な住環境だった。

  収容所内は時折隙間風が入ってくるので、真冬の時期はどうやって寒さをしのいでいたのだろうか。南部ポーランドの冬は、最低気温がマイナス20度をした回ることもあるそうだ。その寒さの中、暖房器具がない室内で過ごすのは、現代の住環境で育ってきた私には想像することもできない。

第二強制収容所 展望台

            第二強制収容所ビルケナウのツアーが終わると、車が迎えに来るまで展望台に上がることになった。展望台から見える景色は、ここで残酷なことが行われていたことが信じられないほど、のどかな光景が広がっている。

おわりに

  アウシュヴィッツ強制収容所には、個人で行くこともできる。しかし、ツアーに参加することで話を聞くことができたので、高いツアー代を払って参加した甲斐があった。

 

【ポーランド一人旅】アウシュヴィッツ第一強制収容所を訪ねてホロコーストの歴史を学ぶ 

 

 

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