スロバキア

ブラチスラバは半日もあれば十分満足できる小さな街だった【スロバキア旅行記】

      ウィーンの長距離バスターミナルからブラチスラバまでわずか1時間15分と短い移動時間だった。シェンゲン協定内の移動は、景色を見ていないといつ国境を越えたのかわからないことが度々ある。

      今回も同様に、いつのまにかオーストリアからスロバキアに入国しており、気がついたときにはドナウ川を越えてブラチスラバのバスターミナルに到着していた。   バスターミナルからホステルまで徒歩で15分ほどだったので、歩いて向かうことにした。地図を確認しながら歩いていると、道路標識が歩道に倒れているのが目に止まった。

  ブラチスラバに着いて15分ほどしか経ってないが、他の国に比べると車の運転が荒い気がする。走っている車の数が少ないせいか、あきらかに制限速度を越えたスピードで走っている車を数回見かけた。

  その中でも最も荒い運転をしていたのはパトカーである。真昼間の穏やかな時間にはそぐわないほどけたたましくサイレンを鳴らし、あっという間に視界から消えてしまうほど猛スピードで走り抜けていった。事件でもあったのだろうか。  別の場所でも道路標識が不自然に歩道に倒れているのを目撃した。初めは車が標識に突っ込んで倒れたのかと思っていたが、標識に近づいみると、まだ新しく車がぶつかった傷跡は見当たらなかった。

ブラチスラバには何がある?

  結論から言ってしまうと、特に印象に残こっていることがない。観光で賑わう旧市街を歩いてみても、他の街で目にしてきたものが多いし、街の雰囲気も他の中欧の都市とそう変わらない。

  観光地ではないが、ドナウ川を渡った反対岸には共産党時代の古い街並みが残っている。あえて旧市街の観光地巡りではなく、共産党時代の面影が残る町を歩くほうが個人的には楽しめたのかもしれない。

  おそらくブラスチラバに行く人は、チェコ、オーストリア、あるいはハンガリーから来る人が多いはずだ。チェコには中欧の人気観光地プラハがあるし、オーストリアには芸術の都ウィーンがある。ハンガリーにはヨーロッパのバンコクと揶揄されるブダペストがあり、どの都市も観光客で賑わっている。

  ウィーンからわずか1時間15分ほどの移動だったのでブラチスラバに寄ってみたが、わざわざ1泊しないで半日ほど過ごした後にブダペストに向かえばよかったと後悔した。

  日帰りでも十分観光できるほど街は小さく、同じ観光客を数時間の間に何度も見かけた。悪く言えば、それほど見所が少なく、貴重な時間を割いてまで滞在する必要はなかった。それなら別の都市で観光に時間を使ったほうが、より満足のいく結果になったはずだ。

おわりに

  ブラチスラバに1日滞在した後は、中欧の長距離移動で毎回お世話になっている「フリックスバス」でブダペストに向かった。ブラチスラバからブダペストまで約2時間。あっという間にハンガリーに到着した。

 

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