スペイン

スペイン・サラゴサからポルトガル・リスボンまでの長距離移動 バス、電車、飛行機、地下鉄、徒歩と移動づくしの1日

 スペインのサラゴサからポルトガルのリスボンまで1日で移動することになった。まずはサラゴサからバスに乗って3時間かけてバルセロナのサンツ駅に向かう。サンツ駅からバルセロナ・エル・プラット空港まで電車で移動。バルセロナからリスボンまでは飛行機で向かった。リスボン国際空港から宿までは、空港の地下鉄に乗って乗り換え1回。駅からホステルまでは徒歩で10分ほどかかった。

サラゴサからバルセロナへバスで向かう

 バルセロナからサラゴサに向かうときは、高速列車で向った。約300キロメートルの移動距離をわずか1時間20分ほどで行けるのは非常に満足度が高い。しかし、片道60ユーロ以上もするのが悩みだ。バスでバルセロナに戻る場合は3時間ほどかかるものの、14ユーロほどでサンツ駅まで行くことができる。

 南欧の次は西欧のフランス、ベルギー、オランダに移動するので物価が上がる。その後に北欧のデンマーク。最終目的地はイギリスのロンドンとブリストル。名前を聞いただけで萎縮してしまうほど物価が高い場所ばかりである。余計な出費は避けたい。

 そんな理由からサラゴサからバルセロナまではバスで行くことになった。正確な値段は覚えていないものの、平日の昼間の便で14ユーロくらいだったと記憶している。さすがに20ユーロはしなかった。

 欧州の旅では毎回のようにフリックスバスで移動していた。フリックスバスでは座席にビデオ・オンデマンドが付いていなかったが、ALSAにはビデオ・オンデマンドが付いている。映画、TV、音楽などを楽しむことができるが、イヤフォンを持ってなかったので、私は使用しなかった。

バスにはトイレが付いているが、2時間ほど走ったところで15分ほどトイレ休憩することになった。車内の狭くて揺れるトイレよりも、普通のトイレの方が用を済ませやすい。小休憩が終わると、バスはバルセロナ・サンツへと出発した。

バルセロナ・エル・プラット空港

 バルセロナ・サンツ駅からエル・プラット空港までは、空港行きの電車で簡単に行くことができる。迷うことなくチェックイン3時間ほど前に空港に到着した。私が飛行機を利用した時はセルフチェックインで、ものの5分と掛からずにチェックインを済ませることができた。この時、初めてセルフチェックのサービスを利用することになった。空港券はずいぶん前からパスポートをスキャンして空港券を受け取ることができた。しかし、空港券を受け取ったところで、荷物を預けるのに並ばないといけない。

 しかし、エル・プラット空港の私が乗ったLCCは、荷物もセルフサービスが投入されていた。ラゲッジに荷物のタグをつけてスキャンするだけで、機械が自動的に運んでくれる。大変ありがたいシステムだと感心した。荷物を預けるのに長い時間待たされるのは好きではない。どこの空港も、セルフで荷物を預けられるようにしてくれると時間の節約になる。人間が作業をするよりも、機械のほうが圧倒的に仕事が早い。久しぶりにテクノロジーの進化に感激した。

 エル・プラット空港は、中庭があるのでタバコを吸う喫煙者にはありがたい。飛行機を待っている間、スターバックスでアイスラテを飲みながら過ごしていた。ブログを書くときに空港について調べていると、スターバックスの前はコスタ・コーヒーだったようだ。

 エル・プラット空港のスターバックス。よく見ると緑ではなく黒なのが気になった。旅先で各地のスターバックスを見たことがあるが、黒のスターバックスは初めて見た。

バルセロナからリスボンへ

バルセロナからリスボンは約1000キロメートル離れている。フライト時間は1時間55分。そして時差が1時間ある。スペインとポルトガルはシェンゲン圏なので、入国審査を受けることなくポルトガルに入国した。荷物を受け取り外にでると、20時を回っているのにもかかわらず空はまだまだ明るかった。

 バルセロナやサラゴサでもそうだったが、5月下旬のリスボンは22時を過ぎてもまだ明るい。ポルトガルの後に行ったスペイン・ガリシア地方のビーゴは23時くらいでようやく暗くなってくるので、夕食をとるタイミングというか、生活のリズムが掴みにくかった。

 空港の出口の横にある地下鉄に乗って、ホステル付近の駅に向かった。地下鉄車内は観光客ばかりだったが、リスボン中心地に近づくごとにポルトガル人が増えていく。彼らの会話を聞いていると、ポルトガル語は全くわからないが、1〜10の数字はスペイン語と似ていることがわかった。そしてスペイン語の挨拶「オラー」も、ポルトガル語で同じ使われ方をしているのも知った。

 ラテンアメリカでは、スペイン語の挨拶「オラー」よりも「ブエノスディアス、ブエナスタルデス、ブエナスノチェス」の方が使用されている。ラテンアメリカ圏を1年ほど旅したが、「オラー」という挨拶を使うことは少なかった。スペインでは逆に「ブエノスディアス、ブエナスタルデス、ブエナスノチェス」よりも、「オラー」の方が使用頻度が高かった。

おわりに

 

 ラテン語についてあれこれ考えながら、地下鉄に揺られていると最寄り駅に到着した。ホステルにチェックインして外の景色を眺めると、まだまだ空は明るかった。雲ひとつない南欧的な夕暮れ。ついに欧州の最果てポルトガルまで来てしまった。

 

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